豆乳クッキーとチアシード

最近「チアシード」が入った豆乳クッキーが見られます。

チアシードとは、シソ科サルビア属ミントの一種です。
メキシコを中心とする南米で栽培される果実「チア」の種のことをいいます。
そのチアは「小さじ一杯の種とひょうたん１杯の水で２４時間走り続けられる」
という伝説もあるほど。

南米ではとてもポピュラーな食べ物です人気が有るとも聞きました。
一粒の大きさは直径約 2mmととても小さく、見た目は黒ごまの様な種子で
水に浸すとドンドン膨張します。
無味・若干のハーブ臭で食べやすく、新しいダイエットサポート食品として
注目されているのです。

それはずばり『１０倍に膨らむ』という性質。
なんとチアシードは、水分を含むとゼリー状の物質が約10倍にも膨らみます。
このゼリー状の成分はグルコマンナンといい人間が消化できない食物繊維なのです。
ちなみにこんにゃくにも含まれています。
おなじように思ってもらっても大枠はいっしょです。
このグルコマンナンが水分を含むと膨張するため、 少しの食事量で
満腹感を得ることができる、というわけです。

チアシードには食物繊維だけではなく、アミノ酸・カルシウム・マグネシウムも
含まれているため、 不足しがちな栄養素も同時に摂取できます。
つまり、チアシードは少量摂取するだけで満腹感を得ることができるだけでなく、
食物繊維も豊富なので便秘も解消できる、という超優れモノの食品なのです。

摂取の仕方は、食前（30分～1時間）にスプーン1杯程度（1回約4g?9ｇ程度を目安）
食事の時間にはおおよその満腹感が得られ、食べ過ぎや間食が
抑えられるということなのです。